パニック障害
本人も周りも気づかない⁉ 「パニック障害」の実態
マイナビニュース-2015/07/10
症状が現れても本人も周りも気づかないことが多いと言われる“パニック障害”。芸能界にもパニック障害は多く、過去にKinKi Kidsの堂本剛さんや歌手のyuiさんもパニック障害だったことを公表しニュースになりましたが、決して他人事ではない ...
パニック障害の原因は、まだ十分には解明されていません。かつては心理的な問題だとされていましたが、現在では脳内神経伝達物質系が関係する脳機能異常や、社会的な問題、心理的な問題が関わることで起こると考えられています。
治療法には薬物療法と精神療法があります。薬物療法は、抗うつ薬や抗不安薬を併用し、発作を抑えます。パニック障害は再発しやすい病気のため、症状が良くなってからも半年から1年ほど服用を続ける必要があります。
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円広志が「パニック障害」地獄からの脱出15年を告白!
死にたいと思ったことはない。でも、死んだ方が楽やろなと思ったことはありますよ。たぶん、俺は50までは生きられん。ずっとそう思っていました。それほど、つらいんです。このパニック障害という病気は。
バラエティ番組でずっと座っているだけでふらつき、目の前がグルグル回る。いたたまれない気持ちを前後左右に体を揺さぶって、我慢していると汗びっしょりなんです。
こんなこともあった。エレベーターに乗ろうと思ったら、エレベーターの箱が落ちそうな気がするんですよ。かと思えば、トイレで用を足して水を流すと、その渦に吸い込まれそうな気がする。もう、あかん。
テレビ局の駐車場でマネージャーに、「もう俺を許してくれ、責めないでくれ」と号泣して番組を全部降板したのは、今から15年前のことでした。
異常を感じたのは吹田にある自宅に帰ろうとハンドルを握っている時でした。晩の8時くらいでしたかねえ。新御堂は大渋滞。ところが、ブレーキを踏んでいるのに、景色が勝手に動きだすんですよ。どうしたんやろう。怖くなって、車を置いて逃げ出したくなりましたが、我慢してようやく家に着いた。当時は所属事務所から独立して「オフィスとんで」を起こして5年。頑張らなくてはならないと、気負っていた。